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> No.1118[元記事へ]
アルハイさんへ
世の中には低圧用のOVGRがあるのですね。まったく知りませんでした。
抵抗接地系の地絡よりも、非接地系の地絡のほうが計算が難しいことは同意見です。
接地変圧器の3次制限抵抗値の1次換算方法については、計算式の意味を理解して
いる人は、ほとんどいないと思います。
※高圧用の接地変圧器(EVT)は、1次中性点がほぼゼロオームで接地している
にも関わらず、地絡電流が小さくなる理由は、零相等価回路を正しく理解できる
必要があり、私には無理です。
アルハイさんへのお返事です。
> koko-djiさんへ
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> ご質問有り難うございます。
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> 今回の64(OVGR)設置箇所は、絶縁トランス(昇圧トランス)を用いた低圧の非接地回路のために地絡保護は地絡電流検出(51G、LGR)出来ないために零相電圧検出による64(OVGR)にたよっています。
> 御指摘の通りです。
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> また、AC210V回路の零相電圧10%検出は、御指摘の12.1Vです。
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> 非接地回路は対地静電容量、接地変圧器の3次制限抵抗(今回は無しのため地絡時に共振が発生して高電圧でパワコン破損の可能性もあります。)により供給されますので理論的に難しいです。
> ※ 電気技術者の方も理解されている方は少ない?
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> 特高、超高圧、500kVの直接接地系統の方が簡単。
> ・多回線併架における零相循環電流
> ・距離継電器の進みオーバーリーチ
> ・地絡距離継電器における零相補償
> など難しそうな計算式と実務を行っていないと解らないことが多々出て来ますが、私の経験では低圧及び高圧の非接地系統が難しいと思っています。
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