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起動トルクを必要とする場合は、巻線形誘導電動機が使用される。(2次抵抗制御)
30年前の電験3種(機械)に良く問題が出ていた。(トルクとすべり etc)
・先日、2次抵抗に繋がるブラシホルダー(真鍮)が折損して、抵抗主回路の断線、ブラシの荒れ、スリップリングの荒れ 高圧モーター動作不能。
電気工事会社よりモーターの取替が必要と言われる。
・昨日、生産の関係で動かしたいと当方にTEL
真鍮折損部は鐵工所に持ち込みで溶接して貰う。(客先自身)
抵抗主回路断線は、電気工事会社持ち込みで修理。(客先自身)
・今日は、素人の客先1人で組立。
2次抵抗回路の接続順を聞かれるが、抵抗のみなので好きなように接続して貰う。
午後、時間の都合がついたので立ち寄ると、150kWの高圧モーターが廻っている。
・数時間動かした割には、まだスリップリングが荒れている。
抵抗短絡であるが、数アンペア電流が2次巻線に流れている。
ブラシの消耗を防ぐため定格回転数で廻っているところをヤスリでスリップリングを綺麗にしてあげる。電圧は0Vに近いが回転機器なので巻き込まれに注意。
回転が速いので数分で綺麗になった。(今までも荒れたら月次点検の時、綺麗に サービス。)
・ブラシの消耗がしばらく続くので、ブラシの購入を依頼される。1個 5,000.-程度
6個で 30,000.-
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