|
人工地絡試験は、各電力会社、支店、電力所によって試験方法が異なる。
固定抵抗による人工地絡試験を行い、特性はパソコンにて行われた。
(水抵抗による地絡抵抗値調整より簡単、短時間試験ではある。)
試験会社に聞くと当地方の特高需要家ではあまり行われていないようである。(当方が人工地絡試験を行う場合もサービスで行った場合と熱心な電気主任技術者さんに提案して行ったくらい。)
※ 試験は、何時でも出来るように試験用変圧器の整備と塗りかえ塗装を行った。
【バンク特性算出】
私が行うバンク特性算出方法
・電力より提示のあった64V1(地絡過電圧継電器:67ストッパー用)の整定値、検出抵抗値(6,000Ω)、GPT3次制限抵抗値により母線特性表が作成できる。
・整定検討箇所のSOGダイヤル値
・0.2A、2%整定時の検出抵抗、位相角も容易に算出できる。
個人でもバンク特性が計算できるので、電力グループの試験会社においてはPCにて容易に特性の算出が出来て、グラフまで印刷していた。
※ 来月は、光商工株式会社(茨城県古川市下大野町)にお邪魔して高圧人工地絡試験装置による人工地絡試験を研修させて頂く。(非接地系を扱う電気管理技術者の基礎となる部分である。)
電力時代に後輩の高校時代のノートを見せて貰ったらGVT3次制限抵抗値を高圧スター1次中性点抵抗値に換算する計算式を解りやすく纏めていた。(M江工業、T永先生? → 電気管理技術者)
|
|