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> No.1368[元記事へ]
初級電気主任さんへのお返事です。
こんばんわ
特別高圧の現場は、高圧より技術レベルも上がりますのでやり甲斐があると思います。
さて、波及事故とは電気事業者に供給支障を発生させた事故です。
特別高圧の場合は、専用線の場合や並行二回線T分岐受電、二回線受電などいろいろあり、受電形態によっては波及事故にならないケースがあります。(私の受託している高圧需要家は専用線のため何度も変電所のフィーダー用CBをトリップさせても波及になりません。)
さて、事故の発生する可能性が高い機器は屋外機器になると思います。
22kVではPGS(ガス開閉器)、66kV以上では碍子関係
碍子の等価塩分付着量と実際の塩分状況をパイロット碍子などで塩分付着の管理されると良いです。
最も重要な機器は変圧器です。
高圧用の変圧器は汎用品ですので全国探せば数日中に復旧出来ますが、特別高圧用の変圧器は特注品となりますので壊れたら数個月の休業が待っています。遮断器などは工夫してバイパスなどの処理が出来ますが、変圧器だけは重点管理が必要です。
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