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誘導円盤式(機械式)電力量計(WH)から電力(kW)を求める。
昔の電験三種における問題で見たことのある問題を今日の試験仲間で考える。
※ 円盤の一回転における時間計測により電力を求める。
今日の太陽光PSキュービクルには、誘導円盤式WHのみで計器(kW)無し。
定数から電力を算出することにする。
計器定数(回転数):2400(rev/kWh) VT比:6600/110V CT比:50/5A
円盤が1回転にする時間は、10(S)でした。
60歳前に電験1種試験合格者(Iさん)を含め、WT、KTコンビで考えました。
時間単位 2400(rev/kWh)を秒単位に変更する 2400/3600(rev/kWs)
1回転する時間を計測したところT(S)とすると T(s/rev)
電力(kW)を求めるので
3600/2400(kWs/rev)× 1/T(rev/s)=3600/2400×1/T(kW) (但しVCT2次回路)
VCT比(変成比)α=6600/110V×50/5A=600
よって 1次電力は
3600/2400×1/T×α (kW)
=3600/2400×1/10×600=90(kW)と電力を求めることが出来ました。
静止形の取引用計器は、有効電力の表示パルスの点滅時間で電力を求めることが出来ます。
※ 取扱説明書に記載。
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