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非常用予備発電装置の発電機用遮断器(MCCB1 52G)がトリップしていた! とのこと
この場合には非常時に電気が供給されずに災害が拡大、生命維持装置に供給電源喪失で死亡事故(人身災害)に至るケースあるので主任技術者は要注意です。
一般的に電気技術者が月次点検において手動運転、又は保守自動運転(機種による)をした場合に試験を早めに切り上げたい場合に「非常停止」を使う方がいる。
この場合は、「燃料供給ソレノイド動作でエンジン停止」「自動→手動、試験」「MCCBトリップ」となる。
MCCBトリップ動作を知らない、最終チェックをされずに作業終了すると停電時に電気供給不能となる。
夕方にメーカーに聞くとこの様にミスによる非常用予備発電装置の不具合発生が多いとのこと。
電気管理技術者(電気主任技術者)の方で非常用予備発電装置の動きを理解されずに動作確認を行う方がおられるので発電機メンテナンス業者の方も困っておられる。(人為的なミスによるトラブル連絡あり)
取扱説明書に記載、又は受託事業所の発電機点検、シーケンステストをされる方は「非常停止」の動作が解ると思いますので気をつけてください。
太陽光発電所のパワコン保護装置の動きも重要ですが、非常用予備発電装置の動きも全て同じですのでマスターして受託事業所の信頼を裏切らないように注意する必要があります。
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