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> No.3423[元記事へ]
KYさんへのお返事です。
受電系統の整定、保護継電器の感度協調及び時限協調は電力会社から指示があります。
あくまで誰でも出来るようにV、I、Tが指示されます。
(当方が自身で行うのは趣味と安管審などの資料や元請けへのアピールです。 あくまで商売ですので!)
電気管理技術者は直接担当箇所に聞かれた方が良いです。(各会社や営業所、担当者によって判断が異なります。 当然、各地方の電力安全課の考えも! 本当はマズいのですが。)
その系統の完全地絡電流などが解っていれば地絡抵抗変化による地絡電流、零相電圧の変化が解り保護協調を自分が納得して整定できます。 ※ 指示された値で対応しても良いです。
例えば、K電管内であれば地絡検出は
B64φ が6300Ωに整定されており地絡相を検出して、零相電圧位相に見合った線間電圧をF67Gに送る。
6600Ω整定されたF67Gが条件が揃えば動作する。
B64φ → 0.5S(64T1) + F67G にてトリップ条件が成立する。
このシーケンスは関電エンジに就職しての理解が早いと思います。(最近は社外秘が多い。)
個人的に調査したシーケンスの一部を載せます。
各会社によってデバイスナンバーの表記や構造、シーケンスが異なります。
(中電、東電他)
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