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山間部の対地静電容量の多い変電所バンク単位において完全地絡地絡電流の低減が行われる。
当地方の一部地域で分散リアクトルが設置される。
完全地絡電流の減少(Eb許容値の緩和が目的)に伴い、6000Ω時のV0の上昇、位相角の変化が出ます。
配電用変電所のF67Gの最高感度角は、進み90°→ 進み60°と変更される。需要家においても実際の位相を想定して変更の有無を検討する。(実際はほとんど問題なし)
四国電力(株)配電系統は、非接地では無くリアクトル接地なので地絡保護リレーの最高感度角には注意を要する。 リレーメーカーの取説に記載、電力に問い合わせると回答される。
分散リアクトルは需要密度が小さく、対地静電容量の大きな箇所(山間部)に設置される。
特徴は、変電所に1バンク(配変)
関西地方は、変電所に2~3バンク(配変) バンク当たりの需要密度が大きく、一つの市でも数多くの変電所があるので、バンク当たりの対地静電容量が大きくない。(但し、ケーブル系統が主体の梅田などは大きな対地静電容量)
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