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MOC-E1V-R 形の過電流継電器(三菱)は、超反限時特性固定となっている。
超反限時特性は、NFB、ヒューズ特性とあっているので負荷側との協調が取りやすいが、変電所の過電流継電器は、線路の短絡保護に適する普通反限時となっているので限時整定値が近い場合には限時要素での協調が難しくなる。この場合には需要家側にて瞬時要素で簡単に協調を取ることが出来る。
電動機を保護する場合は始動電流で動作しない、長反限時特性が望ましい。
変圧器を保護する場合は過負荷耐量特性にあった強反限時特性が望ましい。(特高トランスの場合?! )
高圧トランス保護は、OCR、PF、テンションヒューズなどで短時間耐量にマッチしているか主任技術者の方は検討されているはず。(解らないときは保護ヒューズなどは簡易表にて選択出来る便利なものもある。)
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