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【継電器試験(動作時間特性)においての遮断連動動作時間】
・財団さんは連動動作時間を測定される場合があるが、その時のOTCに通電される電流は?
・開極時間の記録はあるが測定相は?
・52R(66kV)、52S(6.6kV)の2台トリップする場合においても1台分しか開極時間の記録がない?
電力においては継電器は継電器のみの試験と連動動作(シーケンス)の確認。
遮断器試験においては、動作電圧、開極、閉極時間、三相不揃い、真空度測定を行う。
【開極時間を測定する場合】
・電圧動作のVCBにおいては、DC110V印加から各3極の開極をカウンター、レコーダーで測定。
・電流動作の場合は、OTCに9A(3A×300%)を通電して測定する。
(継電器の300%試験では無いので注意が必要。継電器試験において整定した電流はあくまで試験器内部抵抗とリレーインピーダンスにより流れる値であって、遮断器OTCインピーダンスが加わっていない。)
直接OTCに9Aを通電と同時に計測装置を起動、各3極の開極を測定。
※ トリップ動作電流の確認は2.7Aを通電して動作すること。
(OCRの最小タップ(3A)×誤差(-10%))
K電エンジニアリングさんは、トリップ動作電流の確認がされていた。
一般的に継電器試験を行えば満足してしまうのか?、実際に重要なのはVCB側では! VCB側の点検整備が疎かになってしまうのはVCB点検よりOCR試験の方が単価が良いのか?
・昔、日立275kV ABBの精密点検代が2,000万円(工期1週間)でこちらも勉強のための手伝い。
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