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> No.4990[元記事へ]
電気科学生さんへのお返事です。
接地形計器用変圧器(EVT)の3次電圧の極性は、 「f」を覚えるとの事。
この電圧信号は、地絡方向継電器(67G)、地絡回線選択継電器(50G)、地絡距離継電器(44G)などへ送ります。
この極性を誤ると全てが誤動作、誤不動作になりますので、極性試験や方向テストを行います。
最も重要なポイントです。
実務においては絶対に諳記要件です。
当然の事、1線地絡時のベクトルを1次巻線、3次巻線において記載して
ベクトル矢印(↓)が f を向くことを確認することも重要です。
ついでに地絡電流も ZCT又は3CTの残留回路の電流方向も確認されると良いと思います。
※ 記載内容は、6kVから超高圧リレーを記載
6kVにおいては、人工地絡試験で継電器動作するか確認して結線の良否を確認します。
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