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ハリヤ-さんへのお返事です。
明日は1,980kWの太陽光発電所の負荷遮断試験を行いますので試験状況の写真を載せてみます。
水力を例に!)
負荷遮断試験とは、水力発電所(プラント)が完成したときに各要素が設計値以内に収まったことを確認する試験です。
・回転速度 定格出力から無拘束になったときに許容値以内に回転数上昇が収まるか?
・鉄管水圧 負荷遮断によりガイドベーンを 「開 → 閉」にするが、
その速度が速すぎると水圧が上昇しすぎる、
逆に遅いと水車、発電機の回転数が上昇する。
・発電機電圧
定格出力から無拘束になったときに回転数上昇により電圧が上がる。
・ガイドベーン
・入口弁 開、閉位置を記録
などの記録を確認、問題があれば、ガイドベーン・・入口弁の
動作速度を調整します。
火力発電所であれば、タービン回転数や蒸気圧の上昇を確認します。
風力であれば、ブレード回転数の上昇を確認します。
太陽光発電所の場合は、パワコンユニットで工場検査されたもので、当初は工場試験データーで安全管理審査OKでした。
他の発電所をあわせるためか負荷遮断試験を行うように決まりました。
※ 技術的に不要と思いますが、商売を考えますとありがたい。
参考ですが、メモリーハイコーダー MR8847にアナログ、高圧ユニットを付けて高価となりました。
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