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アルハイさんへのお返事です。
> 66kV以上になると主保護には距離継電器(44、インピーダンスリレー)が使われています。
> このリレーの方向判定にモー特性(円形)が使われますが、最高感度角は送電線のR-X比が60°当たりが多いので、各メーカーの44リレーは60°でした。
> (一部機種で75°を見たことがあります。)
なるほど、実際の現場は60°が多いのですね。(重要な情報ありがとうございます!)
この角度だと、RとjXLの比は1対1.732であり、Rに比べてjXLがかなり多いことになります。
高圧受電のお客さまの受電点の諸元データはよく確認しますが、RとjXLは同程度か、Rの方がすこし多い場合が多い気がします。
平行電線のインダクタンスは、電線の相互の距離が長いほど大きくなります。66kV送電線などは高圧に比べて電線相互間の距離が長いので、インダクタンスが大きいのだろうなと思っています。
DZSについての最近の疑問としては、、
ある現場で富士電機のF-MPC2100の発電機保護リレーをちらっと見たのでどんな特性なのか調べてみたところ、
44要素についてちょっと疑問がありましたので、アルハイさまのご意見を伺いたいです。
詳細は添付の図を参照いただきたいですが、
1)44要素において、至近距離短絡の検出において原点付近の検出に問題は無いのか?
2)jX軸より左側の動作域は何か役割を果たしているのだろうか?
の2点です。
(力率1の発電方向が+R方向にあることは40の動作域によって判断できます)
http://
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