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電気管理初心者さんへのお返事です。
高圧ケーブルのシースアースは一般的にA種接地に接続される場合が多いです。
目的は、ケーブルの地絡事故検出など(非接地系統は地絡電流が小さいので直接接地のように誘導を考えなくても良い!)地絡電流を流す。
シース接地無しで静電容量大小によって、3kV近い電圧が発生して放電、焼損例もあります。
電技解釈では?
ケーブルに接触などによる危険回避の目的で決まっているかな?
・電技解釈 第67条 低高圧の架空電線路の架空ケーブル D種接地工事
・電技解釈 第86条 特別高圧架空電線路の架空ケーブル D種接地工事
・電技解釈 第111条 高圧の屋測電線路のケーブル A種接地工事
・電技解釈 第114条 高圧屋上電線路のケーブル D種接地工事
・電技解釈 第117条 高圧架空引込線のケーブル D種接地工事
・電技解釈 第120条 地中電線路のケーブル
直埋、管路、暗きょ等 D種接地工事
状況によれば接地線不要か?
色々ケースで接地線の接続も変わります!
架空配電線路など広範囲では10Ω出すのは厳しい
100Ωだと何とかなるか
メッシュ接地による等電位(歩幅電圧 絶縁電線不要)など
IEC規格も取り入れられている 電力安全課にも聞いてみます。
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