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> No.572[元記事へ]
ぽんぽんさんへのお返事です。
こんばんは
保護継電器試験におけるトリップロックは図面を確認して、操作票(停止及び復元操作、複元時には電圧無しを確認にてテストバーを挿入します。)を作成の上で確認して操作を行います。
バーを外したら他から電圧印加、零電位印加(-55v)によるトリップの恐れもありますのでテーピング処理を行っています。万一ミストリップさせたら二度と仕事はこない。
トリップ用T.T上側にはリレー動作による直流電圧(+55V、64D有りの場合)が出てきますので、リレー動作確認、動作時間確認が容易です。 写真はTT上側をミリセコストップへ接続。)
電力会社の超高圧、500kVも変電所や発電所も全停電などは不可能ですので無停電による試験となります。
送電線の平行2回線(2cct)の場合は片側停止が可能、特高バンク2台以上の場合も1バンク停止が可能ですが、母線保護継電器の試験においては2重母線の全ての送電線を止めることは不可能ですのでトリップ用テストターミナルによるロックです。
まれに電力会社におけるミストリップが発生しています。確か島根原発の比率差動、関電 美浜の送電線トリップにより原発停止。あっとゆうまに1つの県単位の停電が! 間違いなしにテレビ報道あり。 原発停止(ミストリップ)の当事者は昇進はストップ! それまで業務に活躍していても全てが終わる世界です。ひょっとすると知り合いが起こしていた可能性もあります。
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