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たくやさんへのお返事です。
お世話になります。
『日新電機の87』試験については3月10日に予定していますが、昨年も行いました。
一昨年には京都の日新の工場にも見学に行き、T87の質問もしたことがあります。
日新電機(株)製のD1UAH 比率差動継電器
設定、整定がし易く取扱い易い機器だと思います。(MITSUBISHIより)
個人的な注意点は!
・電流印加の極性
1.電流を流す方向(極性)ですが、第1相(A相、赤相)の場合
1次側の電流は、T2-1 → T2-1 へ流します。
2次側の電流は、T2-7 → T2-8 へ流します。
(今回の試験回路をもしも水抵抗にて試験するとしたら、1次側、2次側の接地相に渡り線が入っていますので、絶縁トランスを挿入して逆極性の電流を印加します。)
・動作の確認方法
動作を継電器の動作接点にて確認しますが、警報回路を直流電圧検出にて構成した場合には自己保持回路が形成されますので、自己保持を解かないと復帰が確認できない場合があります。(自己保持しないトリップ回路用接点を使う。)
・トリップロック
継電器の単体試験については無停電にて行うのでトリップ用TTをロックする。
TT挿入時は直流電圧無しを電圧計にて確認して取り付ける。(手順書、操作票作成)
以上 気のついた点を記載してみました。
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