|
> No.692[元記事へ]
ぽんぽんさんへのお返事です。
こんばんわ
ここの現場は、財団さんが2年前まで外部委託されており、その後選任の主任技術者さんへと移行された現場です。高圧絶縁電線の代わりにIV線を使っている現場もあり、管理・点検者に間違い探しの問題を出されているようです。
★ 昨日の受電電圧が6,000V以下への低下原因が判明
【SVRの誤動作について整理】
・SVR以降の需要家は当社Aのみ
・電圧制御については、LDC(電圧降下補償)やプログラム運転を行わずに
90(電圧調整装置)のみで行っている。
・SVRの電源、負荷側の判別は潮流リレーにより検出して負荷側と判別した方
の電圧を検出して制御する。
※ 今回はAが無負荷、SC150kvar(進み13A)であるので検出リレーの位相特性もありますが、電流はA → 電力会社 に流れていると判断して、電力側の電圧を検出してタップ制御する。
電圧がA(6400v) → 電力側(6700v)とすると
電力側の電圧が高すぎるとのことで、変圧比を大きくするように制御します。しかし、実際には電力側は電源側であるので電圧は変動せずに、A側の電圧がどんどん下がる結果となりました。
電力側の電源側、負荷側の判別は、配電系統の変更や逆送時においては必要と思われるので、固定はし難いと思われる。。また、SVR撤去は電圧降下補償のため不可能との事。
今回の対策としては、
潮流リレーが検出しない固定コンデンサー容量は、24kvar以下であり、実質固定コンデンサの撤去が必要となります。
A側の対策としては、SC4群制御 に変更する 又は 無負荷時に電圧低下するのを我慢する。
以上 参考に記載しました。
|
|