|
絶縁物を清掃するのに初心者の方は洗浄剤などを使用するケースが多いですが、プロの場合は基本的に水ふきです。(水は原価が安く大量に使えて、しかも効率の良い作業が出来る。)
現場の手引き2(中部電気協会偏、電力における社員配布資料)より
・がいし、がい管の清掃
がいし、がい管類にき裂、破損がないかをよく調べながら清掃する。ばい煙などじんあいの付着がはげしいとき、または塩分の付着が激しいときは水洗いを行う。
水洗いでも落ちない場合は、碍子洗浄剤を使用する。
洗浄剤としては、写真の『スプレー式碍子洗浄剤SC №1000 大都工業』や電力関係で使う『碍子洗浄剤SC №150 大都工業 4㍑』がありますが、重化学工業地帯何十箇所の変電所を清掃しましたが、ほとんどは水洗いで落ちます。
※ スプレー式洗浄剤を使って清掃するには、2面キュービクルで1本は消費するくらいは使いたいので費用が高い。
写真右
信越シリコーン(kF96SP)は、離型剤として使用されていますが非常に絶縁性能が良いので、特高系の活線器具の使用前清掃に同じ成分のシリコンオイルを使用します。
(当方はスプレーが便利なのでスプレーを購入。)
|
|