|
上空をみると66kV並行2回線送電線作業が行われている。
1回線停止を両端の変電所でCB、LS『OFF』、LSE『ON』する。
66kVぐらいでは、運転回線から停止回線への誘導はそんなに大きくはない。
作業員(保線課員)は、導電服を着るので自衛隊の迷走服みたいで格好いい。
昔のこと、超高圧機器の点検を行う場合は当然のこと作業用接地は『つける』のだが、高所作業を行っている自分自身が活線機器からの静電誘導で電荷が溜まるので、接地をつけている機器に指先から触ると火花が出て、手が痛い。作業するためには機器を触ったり離したりの繰り返しとなるので、モンキーなどの金属製工具を持って機器と工具の間で火花を飛ばすようにすると手が痛くないと知恵が付いた。
特高、超高圧、500kVとなると停止回線も誘導で高い電圧が発生しているので、作業用接地をつけないと感電事故となる。
|
|