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最近は規制緩和により高圧需用設備の主任技術者外部委託業務に民間法人、闇法人が参入している現状です。技術レベルはさておき、受託価格が低下していることは間違いないでしょう。
特別高圧においては、官庁立会試験が使用前自主検査となり簡単になったと思ったら大間違いで安全管理審査が待っている。
完全な実力勝負の世界で法令、電技解釈の理解は当然のこと。今まで培った技術を使用前自主検査要領書、使用前検査報告書作成に費やす。
そして安全管理審査が約3時間程度行われるが、質問に適確に回答していく必要がある。若いときに近畿経済産業局で電気主任技術者の口頭試問(2次試験)に行ったときに塩害対策他の
質問に対する回答を超高圧変電所に勤務していた時の状況・対策をそのまま述べたが、安管審はあくまでもお客さんに対する審査なので間違いはお客さんの不適合判定に直結する。
高圧の主任技術者業務は競争が激しい世界でとなっていますので、無用な勝負、競争を行うより特別高圧や発電所など資格・経験・実績・努力が必要な業務を行うように努めたいと思っています。
資格があり努力を惜しまない方は、一歩踏み出した土俵で勝負される事を望みます。
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