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> No.1137[元記事へ]
koko-djiさんへ
GRの「もらい事故」は、電力会社側において1線地絡事故が発生したとき。
PAS2次側の対地静電容量によって事故点に地絡電流を供給してしまうので、地絡電流の大きさによって誤動作する状態です。(本設備の対地静電容量は、0.03μF位でしょうか? 整定値以上の電流は、計算上流れない。)
無方向であっても、もらい事故となる設備では無いでしょうか。
本件は、方向性ですのでもらい事故は無いと考えるのが一般的です。
直接接地、抵抗接地に比べて非接地系統は対地静電容量が多いので、地絡事故時に健全相の対地電圧は上昇し、異常共振(異常電圧)が発生しやすく誤動作の可能性は否定できません。
本件は、構内対地静電容量が小さいと推定で無関係。(スケルトン他見ていないので解りませんが。)
基本的には、DGR動作が発生し、変電所でV0検出されたら当該PASを含めた2次側が事故点となりますので探査します。(絶縁抵抗、絶縁耐力試験等により事故点を見つけます。)
以上参考にしてください。
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