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アオさん、皆さんこんにちは
6kV保護継電器(「過電流」「地絡方向」)、はJISでも規定されているように汎用性がありますので、電気書院、オーム社発行の書籍、試験器メーカーの取扱説明書に詳しく試験方法などが載っていますし、解らない場合に身近に答えてくれる人がいると思います。
発電所、特高系の保護継電器(「距離継電器」「方向継電器」)、はJECで規定されるように汎用性がありません。
試験をする場合の準備として
・取扱説明書(結線と試験方法)
・メーカ-試験成績書の確認
新品の場合はよいのですが、古いと資料も無い状態かと思います。参考される資料としては
・保護継電器読本(オーム社)
・保護継電器の保守・点検指針(JEM-TR156)JEMA(社団法人日本電機工業会)
・電気技術大系(電気書院) ※ 30年前に20万円で購入。今でも見ます。
現在販売されていないので、古本屋かオークションなどで手に入れるしかありません。(知人2人がオークションにて購入しています。)
試行錯誤を繰り返しながら覚える事が必用だと思います。
また基本作業を体で覚える。
・盤作業時の腕時計の取り外し
・結線の順序 試験器→継電器側 取り外し(逆)
・試験器容量と継電器・盤側の負担の確認 他
※ お客が試験に詳しい場合は基本作業を見た時点でレベル判定されてしまいます。
・私の場合は、極性を間違えないように試験ケーブルは自作したものを使用して、ケーブル心線結線順序は、クシアミキチソ(黒、白…)…… と決めています。
・試験時の注意事項やポイントは試験器にいろいろ貼ってすぐ解るように努めています。
試験作業の効率化のためにはいろいろ改良するようにしています。
以上 ご参考になればと思います。
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