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対地静電容量の大きなバンク(配電用変圧器単位)については、完全地絡時の零相発生電圧が小さい。
零相電圧整定値の2.5%、2%以下の場合は感度協調が取れないために以前より光商工(株)よりLDG-48が発売されていた。
(株)戸上電機製作所よりLDG-48T1が発売されたので受電点における感度協調については解消される。(気にされる方は購入を推奨。)
理論は、SOG:V0整定値=2.5% 配電用変電所のV0整定値が1%の場合
1%~2.5%地絡事故において感度協調不良
よって2.5%以下の地絡事故に対してはGR動作(無方向)させる。
この場合の外部事故(系統側事故)に対しての地絡電流流宿は、完全地絡時の値に対して2.5%以下に理論的になる。(高圧ケーブルの延長が50km程度あるところは無理なので絶縁トランス設置を推奨)
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