投稿者:アルハイ
投稿日:2010年 7月15日(木)23時09分27秒
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アオさん こんばんは
V0(零相電圧)の計測は、バンク(配電用変電所の配電用トランス)1台につきGVT(EVTとも言います。)1台母線に設置されています。
※ 容量の大きなバンク(10,000kVA)になると8フィダー位出ていますので広範囲に電力供給しています。
完全地絡時のV0(零相電圧)は、アオさんの思っておられるように3,810Vです。
面白いことに零相電圧計は、完全地絡時に6,600Vを指示するように製作されています。
※ 難しい計算をせずに完全地絡は、6600Vで理解か? (詳しい思想は不明!)
GVT(接地用変圧器)につきましては、完全地絡時に3次のオープンデルタに出てくる電圧が、110Vタイプ(関西電力)と190Vタイプ(一般的)が有ります。
※盤屋さんが間違ってGVTとV0の整合のとれてないものが時々あります。
よって、零相電圧計(190Vタイプ)の校正試験を行うと
190V入力で6,600Vを指示します。
話戻って、6,500Vを指示したとのことですので、ほぼ完全地絡。(地絡抵抗:0~100Ω程度)
【推定地絡】
・変電所内のキュービクルにおいて他物接触は考えにくい。(防鼠対策等は完璧?)
・電力会社の絶縁電線においては他物接触があっても完全地絡は考えにくい。
・高圧需要家の裸充電部に他物接触と電力会社職員が推定。?
※ 高圧需要家の場合は保護装置があるので、電力柱の上部で被覆損用の断線箇所でもあったのでは? ないでしょうか! 原因解ったら教えてください。
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