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保護継電器試験の注意点
基本は電気主任技術者の責任において行うが基本だけ記載。
1.動作値の確認
スイッチを「時限経過」ポジションにして「0」点滅表示する始動を記録する方がいる。
始動値では無く、動作値を測定。(昔の誘導は始動値も記録する事もあった。)
※ メーカーの取扱説明書参照
2.動作時間の測定箇所
警報用でなはく、トリップ接点
※ 接点容量が異なる別のリレー、aコン・bコンの違いもある。
トリップ回路の時間を測定するので基本はトリップ回路。(精度を要求しない場合は警報用で十分。 試験器、試験員、試験条件)
3.大電流の通電時間
10A以上は、3~4S程度にて調整する。(通電間隔10S以上)
※過負荷耐量を考慮しての通電時間を試験者の責任で判断する。
以上 試験時間の関係もあるので各自工夫して試験されている。
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