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絶縁耐力試験の質問を頂いたので掲示板に一部記載します。
一般的に工場出荷時の試験においてJISやJECに適合している事の確認を行う。
LA(避雷器)内蔵PAS(柱上気中負荷開閉器)は、22kV引加してしまうと商用周波放電開始電圧以上のため放電するので、11kVにて試験を行っている。
LA無しの場合は22kV印加です。
・LA(避雷器)は電技解釈第16条6項四号の適合条件で現地絶縁耐力試験除外
判定基準は電気主任技術者の判断で良いと思いますが、私の場合は安全管理審査受審などでいろいろな審査官(担当官)に主任技術者が説明で困らないように安全サイドで行います。
今回の電技解釈の改訂で1000Vパワコンの現地における絶縁耐力試験が工場耐電圧と試充電でOKとなったのでやっと法令遵守できる。
注意)JEC-2470(2005)→JEC-2440(2005)
※ 電技解釈において敢えて厳しい(高い電圧)の旧JIS条文(発行年)を使っているので工場試験データは慎重に確認する必要がある。
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