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キューティーY田さんへのお返事です。
今回の絶縁油購入目的は、油入自冷式の変圧器です。
超高圧変圧器のように送油風冷式だとAを選ぶと思いますが、今回は1000kVA以下の小容量のためKとしました。(メーカー商品紹介により)
★参考に変圧器油について
変圧器は最も大量に絶縁油を使用する電力用機器で、小は柱上変圧器から大は超々高圧大容量変圧器まで鉱油系絶縁油が一般に使われている。
大容量変圧器は、隔膜式により大気と遮断されているために油は劣化しにくいが、冷却のため絶縁油が強制的に循環されることから変圧器内部で流動帯電現象が生じる恐れがあることから、近年流動帯電抑制剤としてベンゾトリアゾールが添加されることが多く、熱安定性や電気特性が重視される。一方、小型変圧器は、大気と接触する開放形が多いことから、良好な酸化安定性が求められる。絶縁油全般について言えるが、絶縁破壊電圧などの電気特性は、大気中の水分や夾雑物などにより低下するため、取扱いには細心の注意を要する。
★変圧器絶縁油の危険物扱いについて
使用中の油入変圧器内の絶縁油(危険物による分類:第4類 第3石油類)が消防法上の危険物に該当し、総容量が指定数量の2000Lを超えている場合の扱いは
変圧器(仮に2000リットル以上とする)の絶縁油これも電気事業の用に供している間は電気設備技術基準の範疇で指定数量の外です。
ただし、変圧器の点検などで油を入れ替えたりするときは危険物の指定数量にカウントされる(2000リットル以上なので)仮の危険物取り扱い所としての申請が必要になります。
20代の時に絶縁油を扱うために危険物(乙4)を取得しました。
以上参考に記載しましたが、粘度、流動点も大きな変化はないので個人的にはいいと思うのですが、メーカー意見を尊重しています。
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