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内燃力(DE)発電所の点検を行う。
発電機盤についている保護装置は、51S(短絡)、27、59、51G(地絡)、12、14L 機器本体には油圧他多々あり。
実際に重要なのは電気保護より12(過速度)など機械的なものです。昨年竣工したH田市のH田医療センターの非常用発電機 500kWが過速度停止不能により励磁機他がバラバラ!
水力においても例えば定格回転1200rpm機器が無拘束となると2000rpm程度に回転上昇してしまう。検出がパルスピックアップの場合はYOKOGAWAのファンクションジェネレーターFG120により動作試験を行い、電圧検出はSOUKOUのFVTを利用して動作試験をしています。
※省令 電技解釈に定められている発電機の保護装置は、
・過電流
・500kVA以上の場合、水車の圧油低下、電動ガイドベーンは電源電圧低下
・100kVA以上の場合、風車の圧油低下、エアー低下、電動ブレード装置の電源電圧低下
・2,000kVA以上の水車発電機のスラスト軸受温度上昇
・10,000kVA以上の発電機は内部故障(G87他)
・10,000kW以上の蒸気タービンは、スラスト軸受の摩耗又は温度上昇
過速度は重要なのに電技解釈には記載されていない?
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