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無負荷変圧器の励磁電流遮断について
【ネットより引用】
他力消弧遮断器(消弧力の強いABB、GCB)で無負荷変圧器の励磁小電流を遮断すると、大きな電流変化率 di/dtと無負荷変圧器の大きなインダクタンスLによって。
e=-Ldi/dtのサージ電圧が発生。
[対策]
・励磁f電流遮断が可能であればLSで開放する。
・変圧器と並列にコンデンサーを設ける。
・変圧器側に避雷器を設置して、開閉エネルギーを吸収させる。
常規対地電圧は2.5~4倍以下 (超高圧系変圧器の1次2次には避雷器設置は当然)
※ 当方の20代前半に行ったABB点検の様子を載せてみます。
【VCBによる開閉サージ】
日立の解説より
VCBでは高絶縁性能を持つ真空の電流裁断現象が発生しやすく、VCBが動作すると回路及び使用条件により高い開閉サージが発生する事がある。 この処理にはサージ吸収装置を接続するものと、真空バルブの電極表面の材質を改良した低サージ用真空バルブを使用する物がある。
カタログでは見かけるが、一般的には遮断電流を大きくするのと費用を考慮してサージアブソーバー(SA)設置を見かける。
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