投稿者:ハリヤ-
投稿日:2021年 5月30日(日)19時46分5秒
|
通報
返信・引用
|
|
アルハイさんへのお返事です。
お世話になります。
試験電圧が高い場合は,残留電荷の放電は放電抵抗を通して3回に分けて実施
されたのですね。
もし,耐圧試験終了後,検電・電圧なしの場合において,直接(放電抵抗なし)放電・接地をつけるとまずいでしょうか?
「・6kV交流回路を遮断した場合の残留電荷は交流、直流?」
あまり考えたことはあるませんでしたが,残留電荷と言うことは,直流ですか?
> ハリヤ-さんへのお返事です。
>
> 御苦労様です
>
> 高電圧試験の場合は、電位を均一にするように注意します。
> (突起物や鋭角な金属は放電テーピング処置をする。 6kV回路はあまり気にする必要はありません。)
>
> 残留電荷の放電においては試験ケーブルの長さ、試験電圧の大きさにより大きなエネルギー量の電荷に注意します。
> 今回のDC60kV程度の場合は、先端の尖った放電抵抗棒を近づけると10cm程度で放電(アーク発生)、電圧が30kV程度に落ちるので更に近づけて放電、最終的に接触させて零電位にします。(超高圧の場合には1m程度で放電、30秒程度のアーク放電後は消えるので更に近づける。)
> 特高系の場合は電荷戻りによる電圧発生がありますので短絡接地を数時間は「つける」安全処置が必要です。(次回の66kV回路においては忘れずに処置をします。)
>
> 直流絶縁耐力試験においてネオンコードを使用しましたが先端のワニ口の重さで曲がってポリエチレンがキンク、傷まないように注意します。6kVと異なり試験電圧が大きいので大地間との距離には十分注意します。(放電により試験器損傷のおそれあり。)
>
> 面白い話題
> ・6kV交流回路を遮断した場合の残留電荷は交流、直流?
> 安全作業に直結した話題、労安法の特別教育で必須、電気管理技術者、電気主任技術者は理解しての安全作業が必要。東京協会の方は優秀な方が多く勉強させられます。
>
>
|
|
|