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> No.5200[元記事へ]
ハリヤ-さんへのお返事です。
試験電圧が高い場合はエネルギー量が多いので放電に時間を要します。
放電させると電圧が下がるのでアーク消滅 → 更に近づけると放電 → 放電すると残留電圧が下がりアーク消滅 これの繰り返し
絶縁耐力試験後に検電(直流)・電圧なしの場合において,直接(放電抵抗なし)放電・接地をつけるとまずいでしょうか? 問題ありません
※ 電荷がなければ、作業終了です。
エネルギーが大きい場合は放電抵抗棒で徐々の放電しないと、爆発や大きなアークにより機器を損傷させます。
高い電圧での試験で注意する内容です。
6kV回路であれば、距離10km程度でも問題ないですが、大きなアーク光、音が発生します。
> 「・6kV交流回路を遮断した場合の残留電荷は交流、直流?」
> あまり考えたことはあるませんでしたが,残留電荷と言うことは,直流ですか?
正弦波を遮断した瞬間に直流が残りますので、交直両用の検電器にて確認しないと残留電荷は解りにくいです。(交流検電器も一瞬の発光・発音します。)
線間においては巻線機器(変圧器など)の有無(放電コイルの代用になるか!)、コンデンサであれば放電抵抗がありますので機器の機能を理解して残留電荷を考えます。
特種コンデンサであれば放電抵抗(放電コイル設置の有無)が無い機器もありますので残留電荷には充分な注意が必要です。
安全に関する事は充分理論を理解した上での安全処置が必要です。
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