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> No.5433[元記事へ]
素人さんへのお返事です。
> 問1
> 1:100とは二次側充電電流と一次側励磁電流の比のことを言いました。
> 試験トランスの巻線比は1:100でした
一般的な変圧比(巻数比) 1:100 了解です。
> 問2
> おっしゃる通り電圧と電流のことで、耐圧の10分間、電圧電流とも常に変動がなく安定し> ていました。
試験電圧、充電電流が変化無しで問題ないとと考えられます。
(参考:通達は絶縁耐力試験の絶縁抵抗に異常の無い事となっています。)
> 問3
> 1:150とは
> 耐圧試験中の一次側励磁電流が320mAに対し、二次側充電電流が4.8mAだったことを言いま> した。
充電電流は、4.8mA(480mA 電圧基準-Lead90°)
その他に鉄損(励磁電流)、銅損などによるベクトル合成電流が流れます。
※トランスの計器校正証明書があれば鉄損値、銅損値が記載されています。
試験業者に計器校正証明書を提出して貰い確認してください。
また、交流絶縁耐力試験において試験回路図を客先へ提出は必須です。
(電力安全課も求めます。 直流は別として)
ベクトル図を書いて解析してください。
> 問4
> 試験機はムサシでしたが型式までは分かりません。
ムサシの電圧測定はトランスの1次電圧です。
SOUKOUはトランスの2次側(2次巻線の一部を利用。3次巻線と称している!?)
印加電圧精度は、SOUKOU製となります。
試験回路によって印加電圧精度が大きく異なります。
6kV機器は耐電圧試験で22kVを印加しますので、VT・CTなどのモールド機器は放電音が大きくなります。
音が気になるようですと、あまり近づかずにSOUKOUリークホーンを試してください。
私も先月購入しました。50Hz、60Hz共用する為にフィルター無しにしました。
絶縁耐力試験も経験して自己探査が出来るようになれば一人前です。
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