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特高需要家の地絡保護は、電力会社の系統と異なりバンク対地静電容量が小さい。
電力会社は東電を除き、6000Ωの地絡を検出させる整定を行う。
ストッパーを64にして2~5%程度になることが多い。
今日の需要家の完全地絡電流は、高圧ケーブル総延長より2.5Aとなる。
(人工地絡試験では無く、電技解釈の適当な計算による)
新規保護リレー67の整定が
・2% 77,000Ω
・0.1A 38,800Ω
高感度検出となっているので調整する。
・5% 30,550Ω
10% 15,110Ω
・0.2A 18,750Ω
64をストッパー(フィーダー管理)にするのが一般的なので、10%で15000Ω検出
が理想と考える。
電力会社は人工地絡試験で整定するが需要家は計算が必要。(Fプロの得意な3次制限抵抗の1次中性点換算など)
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