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> No.581[元記事へ]
たくやさんへのお返事です。
日新電機の比率差動継電器を試験しましたので、試験時に気のついた点を記載してみました。
(比率差動継電器:87、過電流継電器:51、相順をA→B→Cとする。)
1.この継電器は、51機能が付加されているので動作時間測定では87のみの動作接点(警報・表示用51PL、51PH端子)にミリセコカウンターを接続する。
2.87TD(比率差動特性)
2次電流を流すと動作域となる。1次電流を流していくと動作域から不動作域に入る。(動作ランプリセットをおこなっておく事)
更に1次電流を増加させると不動作域から動作域となる。(測定ポイント)
※ 変圧器結線をY-Δ(1次-2次)と設定されている場合には、Y(1次 ※ CT2次回路はΔに仮想?)については、CT2次にA相電流を流した場合には、ソフトウェアにてA相、B相が動作するようにプログラムされているので測定相のみの動作ランプを確認する。
※ 継電器への接続線を外すと接続後の確認試験が又大変なので試験項目以外をロックする事が必要となるが、戻した後の確認試験がスムースとなるように試験項目順序を考える。
以上 試験中に気のついた点を記載しました。
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