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早朝に温度が低下して、湿度が高くなるときに運良く暴風雨により地絡事故。
※ 原因はゲタ基礎の両端が塞いでなく下から風雨と湿気が入り地絡。元々は非自家用からほったらかしが20年程度続いていた。
要因等は『JEMA キュービクル式高圧受電設備を安全にお使いいただくために』の通り
・現場に到着して絶縁を計ると、1(MΩ) 思ったより良い。
キュービクル内をシリコングリスにて清掃の上でPAS『投入』→
キュービクル内から閃光とともに『G』トリップ(完全地絡電流が大きなところ)
・地上であれば耐圧を行って地絡点を調べるが、屋上のため試充電により事故点探査を行う。 再調査の結果、VCT裏側のP.Pホルダーがトラッキングにより地絡。
(エポキシだともう少し強い。)
事故点はシリコングリスにて応急的に放電しないようにする。
絶縁は1→2(MΩ)と気持ち上昇。
SOG:0.4A整定なので約10kΩ(0.01MΩ)検出。
受電を行い異常のないことを確認して、ゲタ基礎部分閉鎖及びホルダーの取替をお客さん(医院長)にお願いする。
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