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きーころさんへのお返事です。
こんにちは
・22kVの特別配電線(非接地系統)の人工地絡試験は行ったことがありません。
また、当方の経験上において行われていないと思います。
※ 6kV配電線は、地絡検出感度6,000Ω、時間0.5Sに整定することにより、地絡時の消弧確率を90%以上に上げて配電線の不必要停電の防止に努めます。
・22kV特別配電線は、6kV配電線と異なり施設範囲も狭く対地静電容量が1/10位の場合が多いです。
また、計算もし易いです。また、電力会社によって特別配電線の整定値、根拠は決めています。
※ 多分、完全地絡時の30%整定で行うと思います。零相電圧をストッパーにすれば容易です。
6kV配電線(非接地系統)の人工地絡試験(1例:電力によって異なります。)
・試験業者によって、抵抗器を用いる、水抵抗を用いるなど色々だと思います。
試験点は、6kV補助母線などを利用して行い、各相の特性を取ります。
F67Gの動作確認は、試験変圧器の1次電流を各フィーダーZCTのKt、Ltに印加出来る回路を作っておきます。そして規程の地絡抵抗での動作時間を測定します。
人工地絡試験中においては、零相電圧が出ますので、同一バンクに繋がる発電所の地絡過電圧継電器(64)は動作します。よって、解列又は64ロックが必要です。
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