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> No.3025[元記事へ]
37歳初心者さんへのお返事です。
私の考えを記載してみます。
> 高圧受電盤OCRの整定で悩んでいます。
契約電力が大きい需要家は受電用過電流継電器の整定に苦労します。
> 変圧器の励磁突入電流を定格10倍として考えると最大で7000A程度となり、高圧受電盤OCRの瞬時要素整定60A(MAX)としても CT比400/5A→4800A
> 配電線停電→復電の際に作動してしまうとの考えから、瞬時ロックでこれまで運用してきています。
私も正論だと思います。
> 限時要素のみ整定でも、配変OCRより先に動作はするので保護協調は問題ない(そもそもSOGがあるので波及にはならない)と考えていますが、
> 短絡保護の目的を考えれば、やはり瞬時要素は整定すべきではないかと考えています。
> (知り合いの保安協会の方とも話したところ、現状で良いのではとの考え)
短絡事故被害を最小に抑えるためには、出来る限り早い遮断が必要と思います。
限時要素にて電力会社と協調が取れているかの確認もした方が良いと思います。
限時要素の整定(推定で記載します。)
1800kW / (√3×6.6)×5/400=1.97A
契約電力の1.5倍を限時要素整定にすると 1.97A×1.5=2.96A → 3A(1次:240A)
電力会社の整定値を確認して協調が取れていることを確認する。
なるべく早い時間で動作させるために超反限時として、2次側との協調も考慮してD=1でしょうか。
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