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水力発電所で人工地絡試験を行ってみました。
概要
3300V回路、接地用変圧器(EVT) 3300/110/(190/3)V 、制限抵抗:50Ω(完全地絡電流0.381A)
地絡過電圧継電器(64):50V 4L
地絡抵抗は10,000Ω にて試験実施。
試験結果
3次電圧:60.3V 零相電圧計:1200V(校正していないので若干の誤差)
地絡電流:107mA 試験5S後に64動作→86動作(52G Trip 入口弁閉鎖、ガイドベーン閉鎖)
上記試験結果より1相当たりの対地静電容量は、0.00557μF
継電器動作時の検出地絡抵抗が14,000Ω
このEVTの1次Y結線の中性点接地線にはLS-10EのZCTを接続(分割型をクランプ)しているので、微地絡発生時にメール通報させています。(電流により事故判断。)
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