|
220kV以上の超高圧の保護方式はキャリャリレー方式となっている。(主体は44のモー特性とリアクタンス特性)
・275kV:方向比較(S/S同士で事故方向を方向にて確認)信号は搬送波、マイクロ波
・500kV:位相比較(S/S同士で事故方向を位相にて確認)信号はマイクロ波
基幹系統は並行2回線となるので事故時は、安定度の高い事故相のみの遮断。
20~60サイクルの無電圧時間経過後に高速度再閉路を行う。
基本的な主保護は、瞬時要素のように50mS以内で働く継電器を使う。
後備保護については主保護のモー特性、リアクタンス特性の1段、2段などとタイマーを組み合わせて使っている。
※ 特高需要家は1回線受電が多いので保護継電器も過電流継電器が主流。
2回線受電を行うと、バランスリレ-、パイロットワイヤー、キャリャリレーなどバラエティーとなる。 姫路に於いて500kV受電のT需要家があるが、流石にここの主任さんはレベルが高い。
|
|