ブログ 保護継電器の試験業務2 takahara 2023年7月12日 電力力計の確認試験をRX4744とPHA-200B-01を使って行う。 パルスカウンターを持ってきていなかったので、次から車に乗せておくか?
POSTED COMMENT フルマイ より: 2023年7月16日 9:30 PM 日頃の業務お疲れさまです。 最近私も電力量計の試験(Wh単体)を行いましたので親近感が湧いたところです。 今回の対象は全て三菱でした。 誘導形、電子式、三相3線、単相3線、単相2線、各種実施しました。 変成器付き、直接計量、いずれもありました。 誘導形で変成器付きの機種については、5%入力にて20rev、50%入力にて50rev、100%入力にて100rev、目視で計数して試験。 電子式で変成器付きの機種については、40パルス、200パルス、400パルス、オムロンのトータルカウンタで計数して試験。固有パルス10,000パルス/kWh。 誘導形で直接計量については、120,60,12rev。 いずれも客先の前回記録に基づいて試験。(私としては初めてのWh試験だったのでたいへん勉強になったところです。) 直接計量Whについては、三相3線、単相3線、いずれも120A定格であったため、電流要素を並列接続にて対応。 調達の制約で、110A×2で実施。 計測は2721。150/5AのCTを介して測定。 三相3線 直接計量Wh.pdf https://firestorage.jp/download/e7da43c0b9cdb460d6d1b4bc492b6282a1841741 単相3線 直接計量Wh.pdf https://firestorage.jp/download/e40436f16667f81190de3f50fb2b00a9412f8219 I3 + I2 + V4I4 制御接続.pdf https://firestorage.jp/download/9f638689618af2b3a932fc660438a7d08ced59b8 単相3線 力率1の位相関係.pdf https://firestorage.jp/download/a3fd63e92d6b697ce5ca709d17bf7c42384b385c ★今年度の予算申請にてPHA-200Bが通り、初秋に納入予定なので楽しみにしているところです。 ★電気技術体系が、全巻、保存良好で破格のお値段でありましたので購入してみました。(1年ほど前) 実務上の留意点が多数書かれており、たいへん勉強になっております。 takaharaさんはこういったものを見て知識をつけられたのですね。 返信 takahara より: 2023年7月17日 8:40 PM 電力量計の試験において関電エンジニアリング、中計工が行う校正ではないので気軽に行っています。 発電所の発電量が制御所で計測したとこと単位が違うとのことで確認したところ間違っていたことがありました。 とりあえず発注者の指示を的確に遂行する事に気を使ってます。とりあえず幅広く業務を楽しみたいです。 返信 フルマイ より: 2023年8月9日 1:03 AM takaharaさまの仕事に取り組まれる姿勢、いつも勉強させていただいております。 発注者の指示を的確に遂行、という部分は非常に共感いたします。 お客さまが確認したいことが、機器単体の良否なのか、正しい配線・正しい設定であるかの確認なのか、それとも、、 それらを的確に汲み取ってあげることが大切であり、技師としての経験と対話能力が問われるのだろうと感じています。 (お客さんが確かめたいことを的確に受け取り、その目的を達成できる程度の試験をスムーズに出来たときの達成感は、 どんな座学をしても得られないんだろうなと思います。) 返信
日頃の業務お疲れさまです。
最近私も電力量計の試験(Wh単体)を行いましたので親近感が湧いたところです。
今回の対象は全て三菱でした。
誘導形、電子式、三相3線、単相3線、単相2線、各種実施しました。
変成器付き、直接計量、いずれもありました。
誘導形で変成器付きの機種については、5%入力にて20rev、50%入力にて50rev、100%入力にて100rev、目視で計数して試験。
電子式で変成器付きの機種については、40パルス、200パルス、400パルス、オムロンのトータルカウンタで計数して試験。固有パルス10,000パルス/kWh。
誘導形で直接計量については、120,60,12rev。
いずれも客先の前回記録に基づいて試験。(私としては初めてのWh試験だったのでたいへん勉強になったところです。)
直接計量Whについては、三相3線、単相3線、いずれも120A定格であったため、電流要素を並列接続にて対応。
調達の制約で、110A×2で実施。
計測は2721。150/5AのCTを介して測定。
三相3線 直接計量Wh.pdf
https://firestorage.jp/download/e7da43c0b9cdb460d6d1b4bc492b6282a1841741
単相3線 直接計量Wh.pdf
https://firestorage.jp/download/e40436f16667f81190de3f50fb2b00a9412f8219
I3 + I2 + V4I4 制御接続.pdf
https://firestorage.jp/download/9f638689618af2b3a932fc660438a7d08ced59b8
単相3線 力率1の位相関係.pdf
https://firestorage.jp/download/a3fd63e92d6b697ce5ca709d17bf7c42384b385c
★今年度の予算申請にてPHA-200Bが通り、初秋に納入予定なので楽しみにしているところです。
★電気技術体系が、全巻、保存良好で破格のお値段でありましたので購入してみました。(1年ほど前)
実務上の留意点が多数書かれており、たいへん勉強になっております。
takaharaさんはこういったものを見て知識をつけられたのですね。
電力量計の試験において関電エンジニアリング、中計工が行う校正ではないので気軽に行っています。
発電所の発電量が制御所で計測したとこと単位が違うとのことで確認したところ間違っていたことがありました。
とりあえず発注者の指示を的確に遂行する事に気を使ってます。とりあえず幅広く業務を楽しみたいです。
takaharaさまの仕事に取り組まれる姿勢、いつも勉強させていただいております。
発注者の指示を的確に遂行、という部分は非常に共感いたします。
お客さまが確認したいことが、機器単体の良否なのか、正しい配線・正しい設定であるかの確認なのか、それとも、、
それらを的確に汲み取ってあげることが大切であり、技師としての経験と対話能力が問われるのだろうと感じています。
(お客さんが確かめたいことを的確に受け取り、その目的を達成できる程度の試験をスムーズに出来たときの達成感は、
どんな座学をしても得られないんだろうなと思います。)