太陽電池発電所に64設置して動作で、PCS停止させるが目的は?
太陽電池発電所が増えて技術習得出来ていない箇所をFプロに教えて貰う。電技解釈、系統連系規程、発変電規程を購入したとの事。
電力配電線系統(6.6kV配電線)において地絡事故が発生すると当該フィーダーのF67Gが動作して、当該F52をトリップさせる。しかしF52不動作などで事故消滅しない場合はB64(母線設置の地絡過電圧継電器)動作によりB10G(母線順次遮断継電器)が起動する。
B10Gが起動するとフィーダーのF1→(T1:時限後)F2→‥‥‥‥→F10と順次遮断、更に継続でT-52S(トランス2次)遮断→T-52P(トランス1次)遮断(77kV、66kV側)を動作させて地絡事故消滅させる。
発電所(太陽電池、水力、火力、風力など)においては、一定時限後に64が動作すると、発電機用CBをトリップさせて発電機を解列させる。(太陽光はPCS停止)
発電所においては、同期発電機設置の場合の短絡方向継電器など系統側事故時の解列用の保護継電器がある。技術者は保護継電器試験に重点をおくが、最も重要なのは設置目的把握、保護継電器整定計算、シーケンス確認だと思う。(使用前自主検査、安全管理審査)
いろいろ書籍を探すが適切な説明のものが無い。
今週は、久し振りに風力発電について安全管理審査物件について検討する。