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明電舎 KIU-KSCP(27)の試験を行う

・このリレーは外付け抵抗があるので制御電圧印加には要注意。(実際のリレー印加は、AC110V→約DC9V at.AC110V時)

・誘導円盤の動作時間は反限時特性であるが、同じ様に制御電源(制御用VT2次電圧)も比例して変化する。この制御電圧がAC110Vに対して30%以下ととなると補助接触子が離落し、瞬時動作となる。実際に試験すると理論通りになる。

・詳しい試験方法が書いて無いので、リレー内部接続図を見て、電圧有り無し、aコンbコンの動きを理解しての試験が必要となる。最近の保護継電器は取説に試験方法が記載されているので扱いやすい。

 

 

POSTED COMMENT

  1. サンチェ より:

    コメント失礼します
    ムサシの継電器試験機でKIU-KSCPを配電盤から取り外し試験を行った際に電圧を印加することは出来たのですが円盤が動きませんでした
    接続は間違っていないと思います。
    タップ160Vの設定となっており動作電圧、復帰電圧ともに150V付近で動くと思いますが何が原因か推測出来ますでしょうか?

    • takahara より:

      明電舎のKIU-KSCPは少し特徴有る試験器です。
      補助接触器常時励磁式で交流制御方式の無電圧引き外しに適する。制御電源が30%以下となると瞬時動作する。
      (盤裏面に外付け抵抗ありのためリレープラグを使用して、外付け抵抗 → 整流器を介して試験します。 当方の場合は!)

      試験器回路図を見ないと判断できませんが、
      1.電圧印加箇所
      2.制御電源印加箇所
      3.メリセコストップ信号接続箇所

      再度、実回路と併せて確認された方が良いです。

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